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2011/04/05

明日も明後日も

明日晴れたら
桜の色を空に映そう

空の青さと桜の色はよく似合うんだ

来年の桜を
父はたぶん見れないだろう
それでも春は来て
桜は咲くんだ
今日と変わらず咲くんだ

今日父が見た桜が
来年咲いても
父はいない

私はまた知るのだろう

毎日夕日が紅く
別れを告げるのに
なんて穏やかに
移り変わっていくのかを

誰も気づかないで
誰も傷つかないで
忘れていくこと
忘れていること

新しく出会うかのように
何かを発見したかのように
思い出すこと
気づくこと

記憶に残らない沢山の過ぎ去るものが
記憶をより鮮やかに豊かにしてくれてる
記憶に残らない沢山のものがあるからこそ
私は何かに傾向し
何かを選び
何かを決断している

何度でも
繰り返す
毎日が
私の庭
終の棲家

雨が降ったら
ささやかだけど傘をさそう
私の子供達が濡れないように
晴れを望みながら
雨の日を望みで楽しもう

私の子供達が笑っていられるように

たとえ来年の春
私がいなくても
私は今
野菜の種を植える

たとえ
ずっと先
私達がいなくても
私は今
明日の晴れ桜を望む

今を笑っていられるように

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